●「龍馬伝」以来の大河ドラマ出演について

16年ぶりの大河ドラマ出演ということで、身の引き締まる思いがありました。そしてなにより、自分と同じ漢字(龍)を持つ役を演じさせていただけることが本当にうれしかったです。

「龍臣」という名前は、歴史好きの父が一番好きな人物である坂本龍馬から、「龍」の字をとってつけてくれたものです。そんな自分の名前に縁の深い役を演じられることは、とても光栄です。

●斎藤龍興について

14歳の若さで家督を継いだ龍興は、「美濃を大きくしたい」という覚悟を持ち続けている人物です。ただそれ以上に、祖父・斎藤道三(麿赤兒)という大きな存在が呪いのようにずっとまとわりついています。

道三と比較されると無条件に反発をしてしまうし、父を早くに亡くしたことに対してもフラストレーションをためてしまっています。

家臣を厳しく詰めるシーンが何度もありますが、「そんな態度では裏切られてしまう」と感じつつも、龍興は強がらなければ生きていけなかったのだろうと、演じながら思いました。