水曜ドラマ『月夜行路 ―答えは名作の中に―』

<前回のあらすじ>

ついに、涼子の人生を取り戻す鍵を握る、学生時代の恋人・カズト(作間龍斗さん)探しが動き出す。

しかし、手掛かりは「大阪在住」「親の事業を継承」「名字は佐藤」というわずかな情報のみ。人口800万人の大都市からどうやって彼を見つけ出すのか。

途方に暮れる涼子に対し、ルナはカズト探しの《切り札》が図書館にあると断言する。果たして、その意外な切り札とは何なのか?

導き出された手掛かりを頼りに二人が辿り着いたのは、谷崎潤一郎の名作『春琴抄』の舞台としても知られる道修町(どしょうまち)。

そこに佇む一軒の呉服店「佐藤商会」を訪ねるが、白杖を手にした店主・頼子(久本雅美さん)から「一見さんはお断り」と冷たく追い返されてしまう。

さらに、近隣では田村(栁俊太郎さん)と小湊(渋川清彦さん)が強盗殺人事件を捜査中であることを知る。

不穏な空気が漂う中、ルナは頼子の放った「一見さんはお断り」という言葉に秘められた、ある真意に気づく。