第18回の初登場シーンについて
まず、秀吉の家臣にいわばオーディション形式で選ばれるのが、「豊臣兄弟!」らしくて面白いなと思いました。
計算の速さを見せるシーンもありましたが、彼のように先読みする部分は僕にも通じるところがあるかもしれません。
説明の途中で、僕なら俵を数え始めているかも、と考えたりしましたね(笑)。
また第三の試練では、三成が藤堂高虎(佳久創)に座禅を組んだまま運ばれるシーンがありました。
「座禅のまま運ばれたら面白いですよね」と佳久さんにお話ししたところ、「いけるよ」と言ってくださって。
実はこのシーンは何回も何回も撮影していて、そのたびに抱えていただいています。
このときが初対面だったのですが、「高虎が佳久さんでよかったな」と感じましたし、三成の登場初回からユーモアを交えて描いていただけたのもうれしかったです。
そして三成は、言いつけに背いて4人全員を家臣にしてほしいという提案を秀吉に行います。
普通なら、そのような提案は通らず、失格になってもおかしくない場面ですが、それでもあえて提案する。
三成は、正しいと思ったことにまっすぐな人物なので、そのときは殿を説得すること
しか考えていなかったのだと思います。
一つの目的を成し遂げるためには、そのこと以外は考えない。そんな印象を受けた場面でもありました。