また高額になりがちなのが、更地で売る場合の建物の解体費用。建物の構造と坪数で計算されるところが多く、30坪の木造住宅であれば120万円程度が相場。鉄筋の大きな家ほど高額になり、建材にアスベストが使われていると除去工事などが必要なためさらに高くなります。
遺品整理も解体も業者によってサービス内容や料金体系が異なるので、最低3社は相見積もりをとりましょう。単に総額の安い業者を選ぶのではなく、どんな作業にいくらかかるのか、内訳を見て判断することが大切です。
多くの自治体では、古い家屋の取り壊しにかかる費用を助成する制度を設けています。「解体補助」や「除却補助」などがあり、30万円から150万円ほどが一般的。
このほか、過疎地域などでは、「空き家バンク」(自治体が所有者と利用希望者を結びつける制度)に登録して売却・賃貸すると、リフォーム費用などの補助を受けられるところもあります。お住まいの地域の助成制度を調べてみてください。
税金の優遇制度を活用するのも有効です。家を相続・売却して相続税や譲渡所得税などが発生する場合、「空き家特例」など税金が控除される制度も。細かい要件があるので、税理士に相談してみましょう。適用されれば大きな節税に繋がります。