<第4話あらすじ>
『箱根駅伝』まで1か月半。大日テレビのチーフプロデューサー・徳重亮は、中継ポイントの下見のため、センターディレクター・宮本菜月やAD・戸山知香(山田杏奈さん)、技術チーフ・桑名哲(河内大和さん)らスタッフたちと箱根に向かう。
全10区間、217.1キロの距離で争われる『箱根駅伝』の中継は、80台以上のカメラの映像を40か所以上の受信ポイントでつないでいく。そのため、途中に電波をさえぎる障害物がないか、毎年、入念な下見が必須。
今でも大変な作業だが、箱根駅伝中継が始まった約40年前は、葉っぱ1枚でも電波がさえぎられた時代。《フル中継は不可能》といわれたが、先人たちは決して諦めず、重い機材を抱えながら電波をつなげる場所を探して山の中を何日も歩き回ったのだ。
そんな先人たちの命懸けの苦労に思いをはせながら各ポイントをチェックして回るなか、菜月が平塚中継所の近くにコースを見渡せる空き地を発見。ここにカメラを置けば、たすきリレー直前のデッドヒートも余すところなく伝えられる……。
菜月は土地の使用許可を取ろうとするが、地主から「絶対にカメラは置かせない!」と門前払いを食らってしまう。何度足を運んでも後藤は「ダメだ!」の一点張りで――。
さらに、技術の桑名も「ケーブルを渡せない場所にカメラは置けない」と主張。菜月もしつこく食い下がるが、「技術は何でも屋じゃねえんだよ。諦めんのもおまえらの仕事だろ」と譲らない桑名。それでも諦めない菜月に、徳重も力になろうとするが……。
一方その頃、予選会で敗れた大学の選手たちで構成される関東学生連合チームには激震が走る。箱根駅伝連覇を狙う東西大学の監督・平川庄介(山本耕史さん)が、雑誌のインタビューで学生連合の廃止を訴えたのだ。
オープン参加の寄せ集めチームでありながら、「本選3位以上」という大それた目標を掲げる学生連合の監督・甲斐真人にイラ立つ平川は、「あんなチームを加えるくらいなら、他の強豪校を1つ走らせた方がいい」「箱根駅伝をバカにしている」と学生連合をこき下ろし――。
選手たちに動揺が広がるなか、方針を曲げようとしない甲斐に、コーチ・北野公一(駿河太郎さん)も猛抗議。「将来ある選手たちを無暗に消費するようなまねはやめろ」と甲斐に目標撤回を求め……。
さらに、選手たちの間でも、甲斐の方針を巡り、キャプテン・青葉隼斗(小林虎之介さん)たち賛成組と、松木浩太(水沢林太郎さん)たち反発組が衝突!チームは崩壊の危機に――!
甲斐の目標が思わぬ波紋を呼び、空中分解寸前の学生連合!何を撮って、何を撮らざるべきか……自分に問い続ける菜月と、答えを探す徳重!信じる思いが、逆風を跳ね返す!!