2020年12月8日号

見どころ動画配信中!

[特集]
〈ウイルスにも冬の寒さにも負けない〉
免疫力は今から上げられる!

健康であることの大切さを身に沁みて感じつつ、迎えたこの冬。新聞やテレビでたびたび見聞きした「免疫」とは何かについて、一度おさらいしてみませんか。各専門家が教える〈きほんのき〉を味方につければ、いくつになっても体調はプラスに変えられます

●注目記事●

〈医師に聞く〉
ストレス、過食、睡眠不足は「三悪」と心得よう
赤江珠緒×宮坂昌之

そもそも私たちの体の「免疫」とはどういう仕組みなのでしょうか? 免疫学研究の第一人者である宮坂昌之さんに、自身のコロナ感染をきっかけに、健康への意識が変わったという赤江珠緒さんが聞きました

赤江 私は、元気に見られがちなのですが、実はよく風邪をひきますし、少し前に副鼻腔炎を繰り返した時期がありました。日頃から免疫力が低いのではないかと不安に感じていますので、今日は先生にいろいろ伺いたいと思います。

宮坂 たしかに免疫力が落ちると風など感染症に罹りやすくなる傾向はあります。いつ頃からそう感じるようになりましたか?

赤江 若い頃は本当に元気で。けれど、なんとなく体の疲れを感じ始めたのは40歳ぐらいでしょうか。生まれて初めてインフルエンザに罹りました。テレビとラジオの帯番組をかけ持ちして仕事が忙しかった頃です。42歳で出産してからは休日もゆっくりできなくなり、風をひく回数が増えました。

宮坂 赤江さんの場合は年齢よりも、生活リズムの崩れや、ハードワークによるストレスが、免疫力を低下させた要因かもしれませんね。4月には新型コロナウイルスに感染されたとお聞きしました。

赤江 はい。夫からの家庭内感染です。夫が入院後、私も発熱や咳の症状が出て自宅療養をしていたのですが、悪化して肺炎を起こしました。2歳の娘は預け先がなかったので、一緒に入院したんです。

宮坂 それは大変でしたね。
(一部抜粋)


他にも、加藤登紀子さんのインタビュー「がんと不調を乗り越えて76歳、今日も私は健康優良児!」、専門家による「栄養素を引き出す「食べ合わせ」にはコツがある」「手作り漬け物で長寿の国・長野の知恵をいただく」「唾液こそ天然の"万能薬"。量と質を改善するには」「お風呂ストレッチで 自律神経と腸を整える」「血圧が下がる!傷も治る!1日15分の「感情日記」」などが掲載されています。

目次・購入

 

[第二特集]
〈47都道府県アンテナショップが推す!〉
お取り寄せで 旅気分

思うように旅行を楽しめない毎日が続いています。そこで県産品を専門に取り扱うアンテナショップを編集部が取材、イチオシを聞きました。読めば、定番の味はもちろん、あなたの知らない変わり種や新商品に出合えるかも…… !? 自宅にいながら注文できますので、誰かと行ったつもり、故郷に帰ったつもりを味わってみませんか

 

[読みもの]

〈義母の「ありがとう」が嬉しかった〉
40歳オーバーの夫婦で妊活。
「奇跡だ」とランバダを踊って

平野ノラ

肩パッド入りの派手なスーツにソバージュ姿。「OKバブリー!」と巨大な携帯電話を肩にかける「バブルネタ」でブレイクした平野ノラさん。10月30日に「赤ちゃんがミラーボールの大きさになったので」と、妊娠6ヵ月であることを報告しました。「42歳でのおめでた」までの二人三脚の道のりとは?

私事ですが、このたび赤ちゃんを授かりました。42歳にして初めての出産です。現在、妊娠6ヵ月に入ったところです。年齢が年齢なので、安定期に入るまでは、と周囲に知らせず仕事を続けてきましたが、ここにきて体調が落ち着いてきたため公表することにしました。出産は来年2月の予定です。

「子どもが欲しい。よし、作ろう、産もう!」と思ったのは1年前。以前から身近な人たちに「年齢的にそろそろ考えたら?」とか「卵子だけでも今のうちに採取しておいたほうがいいよ」と助言されてはいたものの、その時は「今は仕事を優先したいし」と聞き流していました。でも、お笑いタレントとしていろいろな経験をさせていただき、自分でも少し余裕を持つことができたら、漠然と子どもの存在が見えてきたんです。

理由はもう一つあります。これまで「まだ子どものことは考えられない」と言う私に、夫はいつも「いいよいいよ、好きなことをやりなよ」と言ってくれていました。でも、散歩の途中で2人で神社にお参りした際、彼が「子どもと3人の健康な家庭が築けますように」とお願いしているのを聞いてしまったのです。(一部抜粋)

目次・購入

 

[グラビア]

〈カラーグラビア&インタビュー〉
山崎育三郎
僕の歌で日本中に心からの"エール"を

数多くのミュージカル作品に主演し、“プリンス”と呼ばれる山崎育三郎さん。出演中のNHK連続テレビ小説『エール』でのある出会いをきっかけに、歌が生まれて――

コロナ禍で、たくさんのことが止まってしまった今年。僕の場合、大きかったのはミュージカル『エリザベート』の上演中止です。トート役を演じる予定だったのですが、最終稽古が終わり、オーケストラと合わせて最後の通し稽古を済ませた直後に、中止を告げられました。心のどこかで覚悟していたものの、やっぱりショックは大きくて。

東日本大震災の時にも感じたことですが、舞台に立ち、たくさんの観客の前でパフォーマンスできるのは当たり前のことではない。僕らはこれまで、特別で、奇跡のような日々を送っていたのだと、あらためて実感しました。

2ヵ月ものあいだ予定がないというのは、仕事をさせていただくようになって初めてのこと。そのおかげでと言ったらおかしいですが、家族とゆっくり過ごす時間を持てたのは幸いでした。「ここまでちゃんと家族と向き合ったことはなかったなあ」としみじみ思ったくらい、ずっと一緒にいて……。あのステイホーム期間は、僕にとって本当に貴重な、愛おしい時間になりました。(一部抜粋)


他にも、

〈女優と作家の創作ナイショ話〉
松井玲奈×柚月裕子
人生、つらいときも 想像力に救われてきた

〈「ファーストレディ」もキャリアをあきらめない〉
アメリカ大統領選を戦った 華麗なる女性たち
横江公美

〈19歳差の結婚報告〉
丸山桂里奈×本並健治
ゴールキーパーの夫が背後も守ってくれるんです

婦人公論井戸端会議2020(最終回)
司会=重松清 ゲスト=尾木直樹/村上里和
学校・子育て──ピンチをチャンスに

などなど、盛りだくさん。ぜひご一読ください!!

目次・購入