共演者も個性豊かに芝居を盛り上げる

恋之介は姫を助けることを決意。景元配下の影山主水(川野太郎)や興行師のお京親分(山村紅葉)、育ての親の嵐源之丞(曽我廼家寛太郎)や、謎の女・るい(真瀬樹里)の力を借りて江戸を目指す。恋之介は無事江戸へたどり着けるのか? そして、新しい自分は見つけられるのか? 笑いあり涙ありのオリジナル喜劇となっている。

注目は、「七変化」のタイトルどおり、旅役者・恋之介が次々と変化する豪華な衣裳の数々。特に恋之介が綾姫に扮して登場する艶やかな振袖姿は一見の価値ありだ。

凛々しい獅子姿