第一部の芝居『限界突破の七変化 恋之介旅日記』の一幕。公家の娘・綾姫に変身!
年末の「第71回NHK紅白歌合戦」に21年連続出場することが決まった氷川きよしさん。本日11月19日からは、大阪・新歌舞伎座にて「氷川きよし特別公演」の舞台に立っている(11月29日まで)。コンサート初日の模様を写真と文章で振り返る。

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日本一の人気役者に変身!

今年はデビュー満20周年ということで、コンサートやイベントを企画していた氷川きよしさん。しかし、新型コロナウィルス感染拡大により、2月28日の習志野文化ホールの公演以降やむなく中止・延期になっていた。

8月28日から約1ヵ月、東京・明治座にて『氷川きよし特別公演』を開催。感染予防対策をしっかりと行ったうえで、31日間全41公演を完走。 さらに本日11月19日、大阪・新歌舞伎座にて、新開場 10 周年記念公演『氷川きよし特別公演』が開幕した(11月29日まで)。

本公演は二部構成。第一部の「限界突破の七変化 恋之介旅日記」では、氷川さんが旅役者・恋之介に扮する。本作は、昨年5月に新歌舞伎座で演じられ好評を博した物語の第二弾に当たる。

日本一の人気役者・嵐恋之介を演じる氷川きよしさん

日本一の人気役者・嵐恋之介(氷川きよし)は、京の都で役者としてより進化するため、新しい自分を見つけようとしていた。そんな時、公家の棚橋雪平(西寄ひがし)に仕える女中が武士の一団に追われ飛び込んでくる。彼女を救い事情を聞くと、棚橋の娘・綾姫と将軍の弟・松平景元の祝言が決まったが、それを阻もうとする何者かに姫は命を狙われ、江戸に行くこともできないという。