片や無人島でのサバイバル生活で「獲ったどー!」の流行語を生み、〈天性の小学生〉な魅力のままの濱口優さん。片やゲーム、アイドル、アニメなどの幅広い知識でカリスマ的人気を誇る有野晋哉さん。お笑いコンビ・よゐこの唯一無二な生き方を聞き、清水ミチコさんは笑いながら「なんでだろう」を連発して――(撮影=大河内禎)
インコが肩や頭にいっぱい乗ってきて
有野 僕、清水さんとは何回か番組でロケに行ってて。ふくろうカフェで清水さんが突然「私、ホーミーできるの」ってやり出したことあったんですけど覚えてますか。
清水 そういえば、あったねぇ。
有野 そしたら、インコが清水さんの肩や頭にいっぱい乗ってきて。気持ち悪かったー。
濱口 動物が寄ってくるなんて、すごい能力ですね。いまやってもらえたりしますか。
清水 いいよ。(ホーミーを披露)
有野・濱口 あははは。
有野 これ、文字になりますか?
清水 大丈夫。たぶん編集部が「うまい」とか書いてくれるから。
有野 モノマネも、見る側が似てると思えば似るもんですからね。
清水 そうだよ。だから「そちらで似てるところを探してください」っていつもお客さんに言ってるの(笑)。そういえば以前、東野(幸治)さんから「関西にはモノマネ芸の歴史がないんですよ」って聞いたことがあったなあ。
有野 ああ、確かに。うちの事務所の師匠のなかに動物の声帯模写をする人はいますけど、関西で誰かをモノマネする芸人って、パッと思いつかない。
清水 地域によって、馴染みのある芸がちょっとずつ違うような気がするよね。