物事を前向きに捉える力を養うには、右脳を刺激するのが効果的。楽しみながら取り組めるドリルに挑戦してみましょう(監修・アドバイス=児玉光雄 イラスト=seesaw.)

右脳を鍛えて、「前向き力」を手に入れましょう

私たちの脳の左脳と右脳は、脳梁(のうりょう)という神経の束で繫がり、互いに情報をやり取りしています。それぞれ特徴が異なるため、補い合いながら働いているのです。私は、「過去の左脳」「未来の右脳」と呼んでいます。左脳は過去の良くない出来事に過剰に反応し、不安や恐怖を増幅させる傾向がある。対して右脳はひらめきや想像力を司り、好ましい場面をイメージ、記憶することに優れています。

それを有効に活用している例が、スポーツ選手のイメージトレーニング。練習風景や勝利する姿を具体的に想像することで、実際にパフォーマンスの向上やモチベーション維持に繫がると科学的に実証されているのです。そういった前向きなイメージをスムーズに思い描けるようになるには、普段から右脳を意識的に使い、鍛えておくことが大切です。

今回のドリルでは、右脳を効率よく刺激できる問題を用意しました。簡単なものから挑戦し、徐々に難易度を上げていきましょう。一度解いた問題も、繰り返し復習するのがポイント。所要時間が短くなるほど、右脳をうまく使えるようになってきている証拠です。

また、生活の中でできる工夫として、スーパーで買ったものを帰り道に1つずつ思い出す習慣をつけるのがおすすめ。若々しい脳を維持するには、情報を記憶するだけでなく、「想起=出力」することが重要に。しかも、年をとると直近の出来事ほど思い出しにくくなるため、より脳に負荷がかかり、活性化するのです。そのほか、右脳は左半身の運動機能を司っていることから、普段使わない左手での掃除、歯磨きなども効果あり。

今日から右脳を鍛えて、「前向き力」を手に入れてみませんか。