(撮影:天日恵美子)
世界の中で最も化粧水使用率が高い日本人。高温多湿の環境や、さっぱり志向もその理由でしょう。「でも洗顔後のルーティンとして無意識に使うだけでは、効果をしっかり得られないケースも。使い方を工夫すれば、化粧水だけで今日の肌は変わります」と山本浩未さん。後編は、ローションパックのやり方とローション美容に最適なアイテムをご紹介します。ローション美容を提唱するエステティシャンの瀬戸口めぐみさんにもお話を伺いました。(撮影=天日恵美子 構成・文=片岡えり)

前編●山本浩未×瀬戸口めぐみ「たっぷり水分を与えて、キメ細かくて清潔感のある肌に」

肌の明度が上がる!
毎日5分のローションパック

年齢や肌質にかかわらず、毎日行ってほしいのがローションパック。

「角層の水分量が上がることで、キメがふっくらして毛穴が目立たなくなります。透明感が際立ち、メイクのりもアップ」(山本さん)

「肌が疲れて熱を持つ夜はコットンの乾きが早いので、上からローションを足しても」(瀬戸口さん)

1)化粧水でコットンをヒタヒタにする。四隅までしっかり行きわたるように、たっぷり浸して

2)ヒタヒタにしたコットンを3枚に裂く。ローションパックに最適なのは大判で厚めのタイプ

3)薄く裂いたコットンの両端を持ち、繊維に沿って少しずつ伸ばし広げていく

4)3枚のコットンを両頬と熱がたまる額に貼る。コットンが乾くと逆効果なので5分を目安に

5)余裕がある時はもう1枚のコットンを同じ手順で薄く裂き、鼻、鼻の下、あご、こめかみに