9月1日は「防災の日」です。いつ発生してもおかしくない大災害。大地震を体験した専門家・辻直美さん(国際災害レスキューナース)は、「対策しておけば被害が最小限で済み、その後の生活もラクになる」といいます。プチプラでも効果あり、と太鼓判を押す便利なグッズと使い方をご紹介しましょう。最後は寝室編です(構成=島田ゆかり 撮影=本社写真部)

夜間の圧死リスクに注意!
寝室

寝室には背の高い家具は置かず、倒れてきそうな家具や落下物がないか確認を。

窓ガラスの飛散を防ぐためには長めの丈のカーテンが効果的です。

さらに窓に飛散防止シートを貼っておくと安心。

枕元には電灯を常備して。暗闇は不安を煽り、ケガの原因にもなります

 

1)カーテンの対策
地震だけでなく台風時にも効果的な「プラス3センチ」

 

窓ガラスが割れ部屋の中に飛散すると、危険なばかりか片づけが難航します。床よりも3センチほど長い丈のカーテンをかけておくと、地震時の窓割れだけでなく、台風時に何かが飛んできた場合も被害を小さくすることができます。些細な工夫ですが効果抜群!

(写真提供◎扶桑社)