気がかりな「クレーム」への対応

初心者にとって気掛かりなのは「クレーム」への対応でしょうか。もちろん細心の注意が必要ですが、自分が購入者の立場になって「知りたい情報」を示しておけば大丈夫。約5000点の取引経験のある私でも、これまで受けたクレームはわずか数件。それも色や匂いに関するごく些細なものでした。つまり、重大なトラブルが起こることは滅多にないと言えます。

一つお伝えしたいのは、「こんなガラクタは絶対に売れない」と自己判断しないことです。古い洋服はレトロ好きな若者、壊れた家電は部品マニア、ワインのコルクはDIY好きの主婦に必要とされているかもしれないのですから。

ゴミの廃棄にもお金がかかるこの時代、不用品を循環させるスタイルは一般的になりつつあります。どうせなら、ただ売るのではなく、「売ったお金で家族と美味しいものを食べる」といった具体的な目的をつくるとモチベーションが高まり、楽しさ倍増です。次回、メルカリに出品する手順とコツを紹介します。一度、試してみてはいかがでしょうか。

次回につづく