季節の変わり目の羽織もの、どうすれば?(撮影=中村彰男)
人気スタイリストの石田純子さんの新連載『石田純子のおしゃれ塾』。大人の女性たちに向けて、流行を取り入れつつ、上品なおしゃれのポイントを指南します。今回は、ワンパターンになりがちな季節の変わり目の羽織ものについて――(撮影=中村彰男 文=内山靖子 ヘアメイク=木下優)

Q. 季節の変わり目に羽織るのは、カーディガンばかり。
レパートリーがワンパターンなのが悩みです

趣味がランニングだからか、動きやすさを優先したスタイルが多く、夏はスリムなパンツにTシャツやブラウスを合わせる装いで過ごしがち。まだまだ日中は暑いですが、朝夕が少し涼しくなる秋口、何か羽織るものが必要になってきます。

でも選ぶのは、カーディガンばかり。しかも、どれもお尻が半分隠れるくらいの丈のもので、パンツを穿いてもスカートを選んでも、もっさりワンパターンな印象になってしまいます。

おまけに、今年流行のトップスは袖に特徴がありボリューミー。カーディガンを着ると、モコモコして着心地が悪くて。何をどう着たらいいのか教えてほしいです。

 

【いつもの着こなし】

読者モデル 井上香織さん(53歳)

 

<Styling1>
カジュアルすぎないドレッシーなブルゾンをプラス

黒ブルゾン¥16,390、パンツ¥14,300/ともにセモア Tシャツ¥6,600/アッパーハイツ(ゲストリスト) イヤリング¥880、ブレスレット¥1,430、リング¥1,870/すべてOSEWAYA(お世話や) バッグ¥12,980/ペルケ(アンビリオン) ソックス¥2,750/アンティパスト(クープ・ドゥ・シャンピニオン) 靴¥26,400/ノーネーム(ストックマン)

 

【ここがポイント】

背面がニット、袖の部分がシルク風サテンのブルゾン。 光沢のある異素材使いで、黒でも軽やかな印象。 パフスリーブなので、インナーに長袖を着てももたつかない

 

厚底スニーカーには、おしゃれで涼しげなシースルーのソックスを合わせて