毎日繰り返す、洗顔やクレンジング。汚れやメイクをすっきり落とすことは、透明感を引き出し、肌の生まれ変わりを促すために欠かせないスキンケアです。 けれど、無意識な自己流洗顔で肌にダメージを与えている場合も少なくありません。肌だけでなく心までいたわる《落とし方、洗い方》 を山本浩未さんが指南します(撮影(人物)=天日恵美子 構成・文=片岡えり)
すっきりリフレッシュする「泡洗顔」
皮脂や肌表面の汚れを取去る洗顔。「朝だけでなく、私は夜もクレンジングの後に泡洗顔を欠かしません。
無心で泡立てる作業や泡の気持ちよさが精神的な充足感につながるし、気持ちもすっきりします」
もこもこ泡をたっぷり
汚れは泡で包み込んで落とすもの。泡立てネットを使えば、簡単にもこもこに。面倒と感じる人にはポンプを押すだけの手軽なフォーム洗顔がおすすめ
手と肌の間に泡のクッションを
肌をこすらずに洗う、を徹底。常に、肌と手の間に泡がある状態をキープ。とくに何度も触りがちな頬は泡をのせるだけのイメージで十分
ぬるま湯で丁寧にすすぐ
熱いお湯は皮脂を取って乾燥を招き、冷たすぎると赤みの原因に。ぬるめのお湯がベスト。シャワーの圧が強い場合は手で弱めるなどの工夫を
仕上がりをしっかり確認
いつもの流れでちゃちゃっとすすぐと、生え際や鼻周りの凹凸に洗顔料が残って肌トラブルを起こすことも。すすぎ残しがないか、鏡で確認して