習慣3
鼻うがいで上咽頭をケア
鼻うがいをすることで、上咽頭の病原菌が洗い流されて炎症が治まり、自律神経が整います。
「ただし、鼻うがいの直後に鼻をかむと、まれに中耳炎になることがあるので注意が必要です。また、高齢で誤嚥リスクのある人は鼻うがいを控えてください。」(萩野先生)
●鼻うがいのやり方
<用意するもの>
・小さめのプラスチックボトル、または市販の鼻洗浄用ボトル
・精製水やミネラルウォーター500mL・食塩4.5g
(1)水に食塩を加え、生理食塩水を作る。余ったら冷蔵庫に保存。1週間をめどに使い切る(市販のものは洗浄剤を使用)
(2)(1)をプラスチックボトルに入れたら、上を向き、首を60度ほど後ろに傾ける。片方の鼻の穴にボトルの先端を当て、ボトルを押して生理食塩水を入れる
(3)生理食塩水が喉に落ちてきたら、そのまま飲み込む。口から出してもOK
(4)もう一方の鼻も同様に行う。以上を、1日に2〜3回行う。徐々に回数を増やしてもよい
習慣4
十分な睡眠をとってストレスを軽減
ストレスに負けないためには、睡眠時間をしっかり確保することが大切。就寝前にパソコンやスマートフォンを操作しない、夕食は眠る3時間前にすませる、体を冷やさない、などを心がけましょう。
「『加味帰脾湯』などの漢方薬も不眠の改善に役立ちます」(萩野先生)