2021年11月9日号
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[特集]
〈毎日を楽しくするヒント〉
「明るい老後」と「クヨクヨ老後」

どのように老いを迎え、生きていくか――人生の先輩方に尋ねると、手に入ったものと失ったものとの間で折り合いをつけることがいかに大切か、ということがわかります。きたる日々に期待を寄せる人も、その只中で現実を知った人も、自分らしく過ごす方法を考えてみませんか

●注目記事●

〈ありのままの私でいい〉
88歳、 好奇心の泉は涸れず
草笛光子

女優として現在も第一線で活躍を続ける草笛光子さん。年齢による肉体の変化に、やりきれない思いを抱いたこともあると言います

「老後」という言葉、私はよくわからないの。だって、いったいどこからが私の老後なのかしら……。85を過ぎた頃、というならすでに老後ですし、「女優の仕事を一切やめるわ」と宣言したら老後だとするなら、まだということになる。

「私、88歳なの」と言うと、皆さん「へぇ~っ!」と驚かれます。でも、「草笛さん、88歳なのにスゴイ」などと言われてもあまりピンとこなくて。しばらくしてから、「あら、やだ。私、自分を何歳だと思っているんだろう」と、我に返ります。正直、自分が今「老後」の時期を過ごしているとは、まったく思っていないの。

 好奇心も、まったく衰えを知らないわね。今、一番の関心事は、ご近所で知り合ったゴールデン・レトリバーのサブちゃん。(一部抜粋)

他にも、樋口恵子さん酒井順子さんの対談「〈老いの達人に聞く心がまえ〉悩みの中に福がある」、筒井康隆さんのインタビュー「なにがあろうとも、僕は長く生きようと決めている」、大空眞弓さんや、塩見三省さんのインタビュー、専門家による「60代から気をつけたい お金の落とし穴」など。
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[第二特集]
〈解いて愉しい! 若さを保つ!〉
今日からできる 「脳活」チャレンジ

言おうとしたことをど忘れした、スマホをどこに置いたかわからない、顔はわかるのに名前が出てこない──。記憶力や注意力が衰えたと感じている人は、脳の働きを活性化するトレーニングで「必要なときに必要なことを思い出せる力」を養いましょう

●注目記事●

〈話題のコグトレとは〉
「6日間プログラム」で認知機能を鍛えよう
宮口幸治

加齢によるもの忘れは、誰もが経験すること。しかし、落ち込む必要はありません。「記憶力が強化できる!」と今、話題のトレーニング法をご紹介します。考案者である宮口幸治先生による解説を参考に、6日間かけて問題を解いてみましょう

「コグトレ」は、認知機能に着目し生きる力を高めることを目的としたトレーニングで、「コグニティブ(認知)〇〇トレーニング」の略称です。〇〇に「ソーシャル」を入れれば、対人スキルや問題を解決する力、感情コントロールなど社会面の能力を、「機能強化」なら読み書きや計算ができる学習面の能力を、「作業」ならボディイメージや力の調整、指先の作業など身体面の能力を鍛えることを指します。

私がコグトレを考案したのは、非行少年といわれる子どもたちとの出会いがきっかけでした。2009年から精神科医として少年院に勤務してきたのですが、そこには学校で教わるべきことをほとんど身につけられなかった少年たちがたくさんいました。彼らは見る力、聞く力、想像する力が弱く、そのせいで簡単な計算もできない、漢字も読めない、周囲を見て適切な行動がとれない。たとえば、ケーキをきちんと等分することができない“困っていた子ども”だったのです。

本来、子どもの発育には個人差があります。ですが、現在の学校教育のカリキュラムでは、一人ひとりの能力にあわせて細かな対応をすることができません。授業についていけない子どもたちは、一所懸命やっていても「頑張っていない」「さぼっている」などと言われ、取り残されてしまう。その結果、非行に走ってしまうことも。

そこで私が編み出したのがコグトレです。彼らが十分に育めなかった認知機能を一から養うことが目的でした。(一部抜粋)

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[読みもの]

〈カラーグラビア&座談会〉
山崎育三郎×尾上松也× 城田優
今こそ僕らが変化を起こそう

ミュージカル、歌舞伎、テレビドラマ―ージャンルの垣根を越え、さまざまな場で活躍する3人の表現者がユニット「IMY」を結成して1年。彼らが作り上げる舞台がいよいよ上演されることに。彼らの友情、そしてお互いへの想いとは

城田 この3人のなかで最初に知り合ったのが、松也と僕。

松也 同じ高校で僕が1学年上。いわゆる芸能コースだったんですけど、3学年まとめてひとクラスみたいな感じでしたから、学年の枠を越えて一緒に遊んでいたんです。

城田 カラオケ行ってゲームして、松也の家に行って。しかも、お互い、それぞれの学年の“クレイジー担当”と呼ばれる盛り上げ役みたいなものに任命されていた。

山崎 選ばれたの?

松也 3年生のナカモリくんに「お前が2代目だ」って任命されて。学校ではよくふざけてて、先生に怒られてたから。

城田 代々続いている担当かと思っていたら、そのナカモリくんから始まって、僕らの3学年だけにしかなかった。でも、松也は無理していたよね。

松也 ビジネスクレイジーでした。

城田 僕はナチュラルクレイジー。
(一部抜粋)

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〈カラーグラビア&インタビュー〉
宮本浩次
自分を生かす場所を 探し続けている

ロックバンド・エレファントカシマシのフロントマン。そして、2019年からはソロアーティスト・宮本浩次として表現の幅を広げ続けている。ソロ通算3枚目のニューアルバム『縦横無尽』に込めた想いとは―ー

このところ、新幹線の中なんかで声をかけられることが顕著に増えました。2020年11月にリリースしたカバーアルバム『ROMANCE』が、おかげさまで予想以上にみなさんに受け入れていただけて。懐かしい名曲の力が大きいと私は分析しているんですけど、とにかく老若男女の方々から「宮本さん、カッコいいです」なんて言っていただいちゃって。「いやー、どうもすみません!」みたいな。(笑)

芸術選奨文部科学大臣賞受賞? あ、そうなんです! 今年の3月にね。周囲の人たちが祝福してくれました。実は私、そういう賞があること自体知らなかったので最初はピンとこなかった。時を同じくして親父と電話で話したんですが、受賞については何も言ってなかったし、そんなもんかなと。ところが後から、父がすごく喜んでくれているってことを人づてに聞き、私自身もじわじわっと来たという……。

もうひとつ、日本ゴールドディスク大賞というのをいただきました。当然のことながら、アルバム制作は私ひとりの力ではできません。ただ『ROMANCE』は自ら企画して自分で歌っているだけに、感慨もひとしお。ご褒美をふたつもいただき、音楽家としての自信につながりました。私は昔から国勢調査の職業欄には「ロック歌手」と書いているのですが、歌い手としての手応えを感じています。(一部抜粋)


他にも、

〈リハビリ中も気功を欠かさず〉 
コロナから回復した 101歳の前向き人生
伊東綾子

〈ルポ "二刀流"でメジャーリーグを席巻!〉
大谷翔平はいかにして ヒーローとなったか
佐々木亨

〈亡き両親への感謝とともに〉
キンタロー。
介護と不妊治療を経て、これからは家族4人で

〈ルポ 親と暮らせない子を迎えて〉
葛藤と喜びとーー里親たちの胸のうち
樋田敦子

などなど、盛りだくさん。ぜひご一読ください!!

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