高橋 この間やってた『ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ』っていう芝居が、まさにその八嶋の面白さが活かされてて圧巻だったんです。八嶋が頭から終わりまでずっと出ててしゃべるんですよ。

八嶋 レキシの楽曲を使ったミュージカルなんですけど、僕はレキシに乗り移られた、狂言回しみたいな役回り。

高橋 歌うわ、踊るわ、回すわで、ああいうのを見てると、一人でこんなことを全部やれちゃう人はほかにいないだろうな、この人がいなかったらこの舞台は成立しなかっただろうなと思いましたね。

八嶋 ありがとうございます。(笑)

ちっちゃい頃から目立ちたがり屋

清水 2人は子どもの頃から、芝居が好きだったの?

八嶋 僕はちっちゃい頃から目立ちたがり屋で、小学生の時から何かと司会を引き受けていました。小中高一貫の国立校だったんですけど、友人たちにとっては、テレビに出るようになってからも僕のやってることが変わらないから、新鮮味はないみたい。

高橋 僕も八嶋ほどではないにしろ、小学校の時に卒業生を送る会で『太陽にほえろ!』のコントをするとか、そういうのは率先してやってました。

八嶋 昔はめっちゃかわいかったんですよね。

高橋 幼稚園の時、信用金庫の信ちゃんっていうキャラクターに選ばれて、地元の三条信用金庫のコマーシャルに出てるんです。「信ちゃーん」って呼ばれたら「ママー!」って言って走って行くっていう設定だったんですけど、本当の母親じゃないから、なかなか行けなくて。それで、母がママ役の人の後ろに立って、ようやく走って行けたっていうのを覚えてます。で、中学生くらいになると刑事ドラマとか青春ドラマが全盛期だったのでそれに夢中になって。あの頃のドラマって半年とか1年単位でやってたじゃないですか。最終回で寂しくなっても、翌月からまた同じような内容のドラマが始まって。(笑)