2022年は生活の中心になる「家」にスポットライトがあたる1年。大事なポイントをおさえておけば、よりよい流れを引き寄せられます。人気風水師として信頼を集め、著書に『人生が変わる! 住んでイイ家ヤバい家』などがある愛新覚羅ゆうはんさんが各部屋ごとの整え方を指南します(構成=島田ゆかり イラスト=きじまももこ )

ものを減らさない、ラッキーアイテムは不要。人気風水師が指南!やる気を生む部屋づくり3つのポイント〈前編〉

簡単にできる各部屋の開運のコツ

ここからは、部屋ごとの整え方をご紹介します。

まず寝室。できれば家の北側にある部屋で眠るのがベストです。難しい場合は北枕になるように配置しましょう。

風水では「北は最も心身が休まる方角」とされており、科学的にも、地球の磁力の流れに合わせて北枕で眠ると安眠できることは証明されているのです。

真北でなくても、北北西~北北東までの間に頭を向けられるとよいでしょう。

ただし、そうすることで枕がドアの近くになる場合は、北枕にこだわらなくてかまいません。気の出入りが激しいドア近くは睡眠に適さないからです。

陰陽五行で北を司る色は「黒」。とはいえ、黒は寝室には向かない色なので、落ち着いたトーンのインテリアやファブリックで整えるとよいでしょう。原色ではなく、赤ならボルドー、黄色なら山吹色を。

●寝室

風水では、北側の部屋、北枕がいいとされています。また、できるだけものを置かないのが望ましい。特に、電磁波を発するもの(電化製品)は最小限に。テレビを置くなら小さいものにして、携帯電話も寝るときは隠すのがベストです。寝具やカーテンは落ち着いた色、もしくは白やベージュなど清潔感のあるものを選んで。蛍光灯より間接照明がいいでしょう。

(1)照明は温かみのある色のLEDがおすすめ。シェードは尖ったデザインよりも丸みがあるものがベターです

(2)寝具、パジャマなどは綿や麻、など天然素材のものを。ラグは埃が溜まらないようにつねに清潔に