人気スタイリスト、石田純子さんの連載『石田純子のおしゃれ塾』。大人の女性たちに向け、流行を取り入れつつ上品なおしゃれのポイントを指南します。今回はリバイバルブームがきているシルクスカーフの上手な取り入れ方を春の装いに合わせてご提案。(撮影=中村彰男 文=神素子 ヘアメイク=木下優)
Q 顔色がくすみ首元も気になる。おしゃれのコツは?
60代に入って、自分らしいおしゃれがわからなくなりました。顔色がくすみ、首まわりも寂しい印象になり、「白シャツなら顔色が明るくなる」「ハイネックが安心」などの基準で洋服を選びがちに。若い頃からおしゃれが好きで、年齢を重ねたら海外マダムのように鮮やかな服を着たいと思っていたのに、実際にはモノトーンや無難な服ばかり選んでしまいます。
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読者モデル 高田智美さん(62歳)の「いつもの着こなし」
令和のシルクスカーフはカジュアルに結ぶ
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スカーフ¥5,500/伝統横濱スカーフ(インターモード川辺) ニット¥15,290/セモア イヤリング¥7,920/アビステ
【チョーカー風】
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(1)58センチ角のスカーフを対角線で細くたたみ、半分に折って輪をつくる
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(2)そのまま首にかけ、輪になった部分に片方の端だけを通す
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(3)両端をきゅっと結ぶ。結び目が隠れるよう内側で結んでもよい
【アフガン風アレンジ】
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「チョーカー風」の(1)で細くたたまず、対角線で半分に折り、三角部分を前にして結ぶと印象が変わる