[特集]
可能性は無限大! やりたいことは何歳からでも
●注目記事●
〈トットちゃんは冒険好き〉
「100歳で政治記者」が 将来の目標です
黒柳徹子
今日のお衣装は、ユーチューブチャンネル『徹子の気まぐれTV』でデザイン画を描いたもの。下手な絵だったけど、可愛く仕立ててもらえました。私、素敵とか、キレイとかより、「カワイイ」と言われるのがいちばん好きなの。
ヘアスタイルは、タマネギ頭だといつもと同じだからつまらないじゃない? だから、ちょっと変えてみました。お衣装も髪形も、みなさんに喜んでいただきたいから。昔、ニュースショーに出ていたとき、「親の介護でずっと家にいるけれど、徹子さんの服を見るのが楽しみです」というお葉書をいただいて。それ以来、『徹子の部屋』も、毎日着るものを替えるようにしています。始まったのが1976年だから、今まで着た衣装だけで1万何千着。何かのときにもう1回着ようと思っているもの以外は、親と一緒に暮らせない子どものための活動をしている団体に寄贈して、売ってもらって。自立支援ホームが3軒建ったといいますから、よかったなと思います。でもまぁ、新しいお洋服をどんどん買っていると、お金は貯まらないわね。(笑)(一部抜粋)
[第二特集]
ペットと最後まで暮らす
●注目記事●
〈獣医師に聞く 安全な環境づくりから看取りまで〉
大事な家族の 老いにどう備える?
藤あや子×片川優子
藤 2019年7月から、保護猫のきょうだい、マル(男の子)とオレオ(女の子)と暮らしています。2匹とも、この6月で3歳に。今はやんちゃ盛りで元気いっぱいなんですが、この先もずっと健康で過ごしてもらうためにはどんなことに気をつけたらいいのか、今日は、ぜひ教えていただければと。
片川 猫ちゃんを飼うのは初めてですか?
藤 いえ、以前、アメリカンショートヘアを飼っていたのですが、12歳で亡くなってしまって。そのときの経験があまりにもつらかったので、二度と飼わないと決めていたんですけど……。
片川 室内で飼うようになってから、猫ちゃんの寿命はかなり延びましたからね。最近は20歳まで長生きする子もいるので、12歳だとちょっと早いと感じてしまうかもしれません。
藤 そうなんです。夫の母が保護猫活動をしているのですが、あるとき自宅に保護していたメス猫が、4匹の子猫を産んだんです。その子たちの動画を見せてもらったら、「かわいい!」って、マルにひとめぼれしちゃって。「2匹で飼ったほうがラクよ」と義母がすすめてくれたので、姉のオレオも一緒に引き取ったんですよ。
片川 それはいい選択でしたね。(一部抜粋)
[読みもの]
〈父、そして母を見送って〉
石原家に生まれた俺は 凡人の道を突き進む
石原良純
この春は、60年の人生で一番衝撃的な春だったと思います。父・石原慎太郎が2月1日、母・典子が3月8日に亡くなりました。
父は寝込んでいたわけじゃないけれど、足が不自由になっていたので、自分で歩くのは難しくなっていた。だから友人や親戚に電話するのを、取り次いだりしていたんです。その時に「いい人生だった。面白く楽しい89年だった」って、自らの口で笑いながら語っているのを聞きました。
その言葉通り、89年間、本当に好きなことをやり続けて、思ったことを実現しようと努力した悔いのない人生だったと思う。僕はやっぱり親父は文学者、物書きだと思っています。最後まで車椅子で机に向かっていましたから。文学、政治、それからプライベートでもヨットに乗ったり外国に遊びに行ったり。その最大の理解者であり、協力者だったのが母でした。
84歳で亡くなるのは、女性の平均寿命からすると早い気がするけど、父が亡くなったことで、母にとって最大の興味が失われたんだと思う。母は、「趣味・石原慎太郎」みたいな人でした。(一部抜粋)
〈1000人の部屋から見えてきた〉
片づけで手に入れる 幸福という物語
川村元気×近藤麻理恵
川村 初めてお会いしたのは、2019年でしたね。僕が映画の仕事でしばらくロサンゼルスにいたとき、知人を通じてロスのお宅にうかがって。ロス滞在中は、「KonMari(こんまり)」の本やNetflixの番組シリーズが大人気なのを目の当たりにしました。
近藤 反響については、シンプルに驚いています。もともと海外志向はまったくなく、英語で仕事をするなんて考えたこともありませんでした。それが幸運なことに、私の著書がアメリカで出版されることになって。
川村 『人生がときめく片づけの魔法』は世界的なベストセラーになったんですね。それを機に生活の拠点をアメリカに。
近藤 はい。アメリカでの講演が増えて、移住を決めたのです。当初は、アメリカは家が広いし、誰もそれほど片づけに悩んでいないんじゃないか、と想像していたのですが、実際に来てみると困っている人はたくさんいて、私の片づけメソッドにとても関心をもってくださった。私がみなさんに伝えたい「生き方を考える」視点での片づけを、アメリカの人たちが理解してくださったんですね。(一部抜粋)
他にも、
〈唯一無二の存在として〉
限界を超え 新しい扉を開く
堂本光一(KinKi Kids)× 佐藤勝利 (Sexy Zone)
〈またふたりで漫才を〉
それぞれに病を得て 辿り着いた夫婦の形
宮川大助×宮川花子
〈アートな人〉
発達障害の僕が 「葉っぱ切り絵」に出会って
リト
〈名優たちの転機〉
聞き手・文◎関 容子
春風亭小朝
〈宝塚 すみれ色の未来へ 宙組〉
ミュージカル 『NEVER SAY GOODBYE』 ―ある愛の軌跡―
真風涼帆・潤花
〈漫画アンソロジー〉
「女どうし」 瀧波ユカリ〈前篇〉
などなど、盛りだくさん。ぜひご一読ください!!