(写真はイメージ。写真提供:photoAC)
時事問題から身のまわりのこと、『婦人公論』本誌記事への感想など、愛読者からのお手紙を紹介する「読者のひろば」。たくさんの記事が掲載される婦人公論のなかでも、人気の高いコーナーの一つです。今回ご紹介するのは50代の女性からのお便り。約5年間務めたレジ仕事のパートを辞めて、次の仕事を探し始めたそうですが――。

50歳の仕事探し

約5年間勤めたレジ仕事のパートを辞めた。退職届には「一身上の都合」と書いたが、流動的で複雑な業務についていけなかったのが本音だ。管理が厳しい社員さんの冷たい対応もつらかった。唯一の心の支えは、同年代の主婦と友達になれたことだ。

さて、50歳の私にできる仕事があるだろうか。扶養内で家事と両立でき、趣味の時間も確保できるのが理想だ。

求人情報サイトを見て、いくつか面接を受けた。不動産会社の事務の面接では、パソコン業務と書類作成の文章力、トラブル発生時の適応力を求められ、私にはハードルが高すぎると感じた。