年齢とともにつきあい方はどう変わった?

付き合いが長くなれば、年齢も上がり、それぞれの環境も変わってきます。それに伴い、付き合い方は良くも悪くも変わっていくもので――

 

《時の流れを実感》

●昔は同級生に対してライバル意識があり、住まいや子どものことを話す時は気負っていた。今は、労り合う言葉や励ましの言葉が自然と出てきて、相手を思いやることができる(78歳・年金受給者)
●子育て中は連絡がなかなか取れなかったが、少しずつ会う機会が増えてきた。これからが楽しみ(58歳・会社員)
●この年になると夫や子どものいない人も多いので、身内の話は控えています(80歳・主婦)

 

《無理せずマイペースに》

●人生の残り時間を意識するようになり、ものも人づきあいも無理に増やすことはないと考えるようになった(60歳・パート)
●一緒にいてエネルギーがすり減る人とは会わない(58歳・主婦)
●去る者追わず(56歳・会社員)
●求めない、比べない。深入りはせず、淡々とマイペースにつきあう(70歳・個人事業主)
●以前は遠方の友人たちと旅や食事をしていたが、最近は近場の友だちと日帰りで出かけることが多い(74歳・無職)

 

《価値観が合う人と》

●生活環境や家族構成が似ているなど、一つでも共通点がある人と関係が続いている(65歳・主婦)
●50代以降は語学講座やボランティアつながりの友だちが増え、視野が広がった(74歳・年金受給者)
●これからを楽しもうと考えられる友だちが残ったような気がします(72歳・主婦)