ようやく得た自由

長男が結婚するとき、「妻にいろいろ教えてほしいから、同居したい」と言ってくれたが、私は首を縦に振らなかった。ずっと円満に暮らせるとは断言できないからだ。

姑は、米寿を迎えた年に心筋梗塞で他界。そして店も閉じた。これからやっと自由な生活が送れると思ったものだ。

できればスポーツを楽しみたいが、体のあちこちにガタが来て医者通いが増えた。さあ、何をしようか。


※婦人公論では「読者のひろば」への投稿を随時募集しています。

アンケート・投稿欄へ