小畑さんいわく、何にでも合わせやすいのがジーンズの魅力なのだそうで――(写真提供:大和書房)
「人生100年時代」といわれる昨今。年齢制限100歳までという斬新な求人広告を見て、79歳でミナ ペルホネン「call」のショップスタッフとして働き始めた小畑さんは、大好きなファッションの仕事に出会い、今できることを大いに頑張り楽しむ暮らしをしています。その小畑さんいわく、ジーンズは何にでも合わせやすく、いくつになっても着こなせるそうで――。

今日は白シャツとジーンズで出勤

10月某日。数日前まで夏の陽気だったのに、急に涼しくなりました。年々、お天気がおかしくなっていますね。昔は、10月といえばもう少し秋の風情があったように思います。

今日は久しぶりに晴れました。爽やかなお天気に合わせて、ブルネロクチネリの白いシャツを着ることに。シャツを着るときは、前のボタンを全部留めないほうがおしゃれに見えるような気がします。

下に白Tシャツを着て、前は開けました。ジョージ ジェンセンのシルバーのペンダントをつけ、アクセントにしました。

白シャツとジーンズは、永遠の組み合わせだと思います。ユニクロのジーンズをはきました。ジーンズというのは、元は作業着ですから、どのブランドでも素材は一緒です。好きな色味、体型に合った形のものを探します。サイズが細かく分かれていると、なお探しやすいですね。

ベルトは、アーツアンドサイエンスで買いました。東京駅にお店があります。ベルトのバックルがシルバーなので、ペンダントと相性がいいと思いました。

シャツの腕は少しまくって、手首を見せています。こうして、少しラフにするのが格好いいと思います。あまり堅すぎる着こなしは、野暮ったく感じてしまいます。パリのマダムをイメージしながら、私なりの着こなしを日々、研究しています。