生活費も聞かれました

Y氏にはまず、私の資産状況について明らかにしました。いま現金でいくら持っており、金融資産(株、債券や投資信託、iDeCo<個人型確定拠出年金>、暗号資産など)や不動産にどれだけ投資しているのか。また、「ねんきん定期便」で事前に調べておいた、老後の年金額も伝えました。国民年金と、厚生年金、それに会社独自の企業年金を合わせた金額です。さらに、生命保険で契約している個人年金(確定年金)の金額も。

幸いなことに我々アラ還世代は、若い頃に金利がとても高かったので、生命保険に入っている場合、けっこう高い利回りで資産が増えています。終身生命保険の場合、払済(保険料の納付が終了)後はふつうに死亡時に支払われる生命保険として持っておく以外に、年金原資に替えて個人年金として受け取る保険もあります。私の場合、一本だけ入っていた終身保険はすでに払済で、年金として受け取りたい時に、保険会社にそう告げればいいだけです。

Y氏には、生活費も聞かれました。今は、月々、何にいくら支出していて、だから将来はどれくらいの生活費が必要と考えているか。私の場合、会社員時代は多忙だったこともあり、稼いだ分は支出してしまうような「大量生産・大量消費」型の、無駄の多い家計でした。でも、退職後に生活を見直して切り詰めました。

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さらにコロナのおかげでめっきり会食が減ったこともあって、自分的には今は「筋肉質」の家計になっていると思っています。家賃と、投資用の支出(毎月、iDeCoの他に積立投信もしています)を除いた月々の基礎的な生活費は、約10万円です。お恥ずかしいですが、大まかな内訳は以下。

食費 4万
医療費 1万
交通費 1万
水道光熱費 2万
通信費 1万
交際費 1万

ちなみに、上記には含めなかったものの、実は突出して多い支出が、教養娯楽費です。月に2万~7万円も使っています。内訳は、新聞・本に1万~2万、お芝居・映画・コンサートに1万~5万円。もちろん月によって行ったり行かなかったり。特にコロナの時はほとんど支出せず、新聞代だけだったりしました。