イメージ(写真提供:Photo AC)
肌トラブルの多い季節が到来。冬の乾燥でバリア機能が低下した肌が、花粉や紫外線にさらされることがきっかけとなって引き起こされると考えられています。バリア機能の低下により不安定な状態になった肌は「ゆらぎ肌」とも呼ばれ、特に春は、皮膚の赤みやかゆみ、乾燥、ニキビなどの症状に悩まされて皮膚科を受診する人も多いようです。今回はそんな「春のゆらぎ肌」の原因と対策をご紹介します。

冬の間に乾燥によってバリア機能が低下

肌の表面には0.02mmの角層があり、これが皮膚をバリアする役割を担っています。肌がうるおうことでバリア機能が保たれ、花粉などのアレルゲンや細菌などの侵入を防いだり、紫外線などの外部刺激から肌を守る役割を果たしてくれます。

しかし、冬の間に乾燥によってバリア機能が低下し、春になって花粉や紫外線といった刺激が加わることで、肌がピリピリしたり、赤くなったり、ニキビができたりといった肌トラブルが発生してしまいます。

 

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