待っていてくださったみなさま、お待たせしました

前回の最後でサヨナラサヨナラって書いちゃったので
終わったと思われた方いらっしゃるかもですが
終わりませんよ~。
わたくしの勘違いでしばらく間が空いてしまいました。
待っていてくださったみなさま(いるのか?)
お待たせしました。

それで映画の話に続き漫画の話。
故・永島慎二さんの漫画が大好きでした。
いろいろな面で影響を受けました。

セリフが何も無くひとりの女性をずーっと想い続ける
サンドイッチマンの話(新・雨月物語)とか。
何度も何度も読み返してもうボロボロになっていました。

(イラスト◎はせがわゆうじ)

永島さんの残した言葉をひとついつも壁に貼っています。

「この世に執着心は何もないよ。
明日は今日とは違った絵を描きたいという
欲を除いてはね」

この言葉のすごいところは
明日は今日よりいいとか上にいくとかでなく
違ったという表現のところ。
つまり今まで描いて来たものを根底から壊す
可能性だってあるってこと。

絵描きの端くれとしてこの言葉が
自分のモットーになりました。

あの世でもしお会いできたら
一緒に酒を飲み交わしたいです。


サンタさんのゆめ・トナカイさんのゆめ
(著:西島 三重子 イラスト:はせがわゆうじ/中央公論新社 )

クリスマスがちかづくとプレゼントのじゅんびに、サンタさんは、いつも大いそがし。でも、ことしのサンタさんは、なんだかちょっぴりつかれてるみたい……。願いを叶えて自由になったサンタさんが見つけた“本当の幸せ”とは
サンタさんパート、トナカイさんパートの両面から読めるオトクな1冊。<クリスマスプレゼントにもおすすめ>

ふたごパンダのこころコロコロ
(著:西島 三重子 イラスト:はせがわゆうじ/中央公論新社 )

ころんころん。ふたごのパンダがとびたつ先は?「読むとやさしい気持ちになれる」「読み聞かせると、親子でこころが温まる」読み聞かせにも最適な、心温まる物語をお届け。

もうじきたべられるぼく
(文・絵:はせがわゆうじ)

号泣必至。ぼくはお母さんと会えるのか――TikTokの読み聞かせ動画が300万回再生された泣ける話、待望の書籍化。「たべられること」を受け入れたぼくが、さいごにしたかったこととは。食育にもおすすめの1冊です。