整理収納アドバイザーが伝授!冷凍庫収納術
まとめ買いなどにより食材を買い貯めてしまい、冷蔵庫や冷凍庫がパンパンというご家庭も多いのではないでしょうか。
そんな方に、整理収納アドバイザー・伊坪美和氏による冷凍庫収納術をご紹介します。
(1)上段・下段の使い分け・ゾーニング(区分け)する
下段は深さがあるので、小さい食材よりも大きい食材を入れるのがおすすめです。
上段は引き出しが浅いので、基本的には平置きがおすすめ。冷凍用保存容器は、ふたが半透明のものを使うと必要なものが探しやすくなります。
(2)100 均のアイテムを活用すればスッキリ収納できる
ごはんや小容量のお肉などは立てて上段に収納すると見つけやすくて便利です。そのままでは立てにくいので、100円ショップなどで手に入る長方形のプラスチックケースを利用しましょう。
さらに、にんにくや生姜のかけら、使いかけのベーコンなど、少量になった食材もプラスチックケースにまとめることで迷子になりにくくなります。
食材を立てて収納するなら金属製のブックエンドも便利です。100円ショップなどで手軽に手に入るものでOK。引き出しの高さに合わせたサイズを選びましょう。かごと違って、食材の量や形に合わせて移動が可能なので、臨機応変に対応できるメリットがあります。
プラスチック製ではなく金属製のものを使うことで、ブックエンド自体が保冷剤の役割を果たし、冷却効果アップも期待できます。
(3)冷凍庫の食材で料理を作るリセットデーを決める
冷凍庫の中に何が入っているか、きちんと把握することが大切。買い物に行く前に冷凍庫の中をチェックして食材を無駄にしないようにしましょう。例えば、お給料日前日を、冷凍庫にあるものを優先して使う「リセットデー」にするなど、見直す日を決めると食べ切りやすくなります。
監修
ニチレイフーズ
整理収納アドバイザー 伊坪美和