いい1年になると感じさせるようなパワーのある作品
高島 :これを年の初めに観た方は2024年が間違いなくいい1年になると感じさせるようなパワーのある作品ですね。
紀香 :お芝居のみならずダンスに歌にショーにアクションに、そして人生初の宙乗りに!とにかく盛り沢山で「我ら、頑張らないと!」って話しています。(笑)人を楽しませるって、本当に大変なことなのだと日々実感しながら、お客様が笑顔になっていただける姿を想像して奮闘中。
剛力 :私も台本を最初に読んだ時はステージに立つ側より、観る側にまわってしまって「これは最高の舞台だろうな!」と思いました。衣装も本当に素敵ですよね。明治ならではの洋装と和装が混じったようなデザイン。私は着物にレースとか袴も身に着ける予定です。
紀香 :はいからさんの時代ね。愛ちゃん(剛力さんの役名)は、明治の女学生だもんね。
剛力 :そう、私は学生なんです。最近さすがに学生の役をいただくことは少なくなっていますから、この機会に楽しもうと思っています。
紀香 :明治時代は文明開化もあり、西洋の文化が入ってきて女性たちもハイカラなオシャレをし始めた時。“モガ”なテイストも取り入れたり、夜会巻きなども。衣装も音楽も和洋折衷な時代で、皆でアイデアを出しながら作り込むのも楽しくて。
この(記者会見の日の)ドレスはそんなイメージを盛り込んで、京都のデザイナーYoshiko Kitanoさんに作っていただいたもの。振袖をあしらったドレスは作ったことがあってもズボンのオールインワンスタイルに振袖をつけたのは初めてだとおっしゃっていました!
高島 :私たち、記者会見のためにそれぞれ相談していなかったのにも関わらず、今日、現場でお互い会ってみたら、和の花柄でみんなテイストが合っていたんです。息がピッタリで驚きましたね〜。
剛力 :本当に!