100年を超える歴史を持ちながら常に進化し続ける「タカラヅカ」。そのなかで各組の生徒たちをまとめ、引っ張っていく存在が「組長」。史上最年少で月組の組長を務めた越乃リュウさんが、宝塚時代の思い出や学び、日常を綴ります。第70回は「推し」と「贔屓」と「推し活」のお話です。
(写真提供◎越乃さん 以下すべて)
(写真提供◎越乃さん 以下すべて)
推し活の定番「アクスタ」
今流行りのアクスタを作ってみました。
小さな私の分身を。
推し活の定番であるアクリルスタンドは、飾ったり、お出かけに連れて行って写真を撮ったりして楽しむもののようです。
大きな私が小さくなったところで誰がもらってくれるのだろうか… と、限定50体で作ったところ、予想に反し小さい越乃はあっという間に旅立って行きました。
早速皆様が私と戯れてくださり、公式LINEに続々と写真が送られてきます。
なるほど、こうやって使うものなのか…。
「推し」という言葉はいつから流行り始めたのか。
今ではすっかり市民権を得て、たくさんの人が推し活に勤しむ時代になりました。