(写真提供◎青木さん)
自らも保護猫2匹と暮らし、「犬と猫とわたし達の人生の楽しみ方」という活動をしている青木さやかさん。今回は「動物愛護活動をしている人として」を綴ります。

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わたしは動物愛護活動をしている

「公益財団法人動物環境・福祉協会Eva」さんの10周年イベントによんでいただいた。Eva代表の杉本彩さんとのトークショーである。

わたしは動物愛護活動をしている。何をしているかって、犬と猫の保護団体(TWFの会)のお手伝い。

たとえば、譲渡先の家族を探す、募金箱の設置のお願いにいく、時折保護団体の動物たちのお世話をしたり、寄付の為のフリマやイベント、講演会で愛護活動について話す、など。色々あるが、一番大変なのは200を超える数の犬と猫の日々のお世話と、金銭面だと感じている。

多くの団体さんが似た状況なのではないかと思うが、保護活動の中心を担う方々は60代で、わたしは比較的若手のほうだ。体力的な問題も出てくる。

そして金銭面だが、ごはんや光熱費、シートなどに加えて医療費がかかる。月に150万をこえることも。これを毎月の会費と寄付でまかなっているが、いや、まかなえていない感じ。

好きで始めたことだ。だけど、体力と金銭面に余裕がなくなってくると疲弊してくるのではないか。(色々な保護活動がある。これはあくまでもわたしの見聞きした一部の話)