私はスズキさんからプロポーズされた。(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)
95歳、男やもめの頑固な父を、67歳の一人娘が介護する…笑って泣ける介護連載『オーマイ・ダッド! 父がだんだん壊れていく』が好評につき単行本化。この物語を原作に、主人公たちの若い頃まで遡り、家族の物語をとんがりめがねさんの漫画でお届けします。

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初出勤の日

前話からの続き。私はクミコ(65歳)。私が高校生のときに母が他界した。39歳という若さだった。

その後、大学進学を機に東京へと出た私。4年間の大学生活は楽しくあっという間にすぎていった。就職は地元に帰ろうと思っていたが、父から反対された。

地元に企業がないわけではないが、選択肢は限られる。母が生きていたら、同じように東京で就職することを応援してくれたかもしれない。そう考えて、私は東京で就職をした。

はじめまして新入社員の研修を担当させてもらうスズキです(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

↓↓↓入社初日で緊張して肩がカチカチ