イメージ(写真提供:Photo AC)
祖父母の家で遺品整理をしていたら、今では珍しい板垣退助の百円札を見つけました。百円札の発行停止から今年でちょうど半世紀が経過しており、平成生まれの筆者も実物を見たのは初めてです。こうした旧紙幣、法的には今でも使えるのでしょうか? 発行停止された紙幣の取り扱いについて調べてみました。
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百円札のいま
現代では使いづらいかも

百円札のいま

板垣退助が描かれた百円札は、昭和28年(1953年)に発行開始され、昭和49年(1974年)に発行停止されました。そのため、現在では見かけることがほとんどありません。

気になるのが、法的にはまだ使えるのか?ということ。

財務省のHPでは、現在でも使用できる古いお金が一覧で紹介されています。板垣退助の百円札もここに掲載されているので、今でも通貨としては使えるようです。

しかし、法的には使用可能でも、レジや自販機で使えるかはまた別の問題。

現在では百円札に対応していない清算機が多いため、まず、近年普及したセルフレジでは使えないと考えたほうがいいでしょう。

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