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フルーツがもらえる「株主優待」はどれだけ?
カタログからフルーツを選べる銘柄もある
プレミアム優待倶楽部(PYC)があれば! 届くタイミングや抽選・先着には注意

カタログからフルーツを選べる銘柄もある

たくさんの選択肢の中からフルーツを“選べる”銘柄もあります。

例えば、不動産会社のヒューリック(3003)(株価1,485円、300株購入時44万5,500円)は、300株、2年以上の保有で、3,000円相当のカタログから「2点」が選べ、その中にはフルーツもありました。1点ではなく2点選べるのが嬉しいところで、カタログにはさくらんぼやメロンなどが掲載されていました。権利月は12月です。

愛媛県松山市を本社所在地とする地方銀行いよぎんホールディングス(5830)(株価1,560円、1,000株購入時156万円)は、1,000株だと「TSUBASAアライアンス共同企画特産品」がもらえます。フルーツが欲しい人は注目したいところです。

1,000株、1年以上の継続保有で5,000円相当の商品がもらえ、2024年3月時には、カタログ内から紅まどんなが選べました。カタログに「受付は先着順」と書いてあったため、早めに応募が必要でした。ほかにも真穴みかんなどブランドみかんも選べたので、おいしい柑橘類が欲しい人におすすめです。権利は3月です。

エクセディ(7278)(株価4,190円、最低投資額41万9,000円)は、自動車部品のクラッチ製造大手の企業です。

100株、継続保有1年以上で3,000円相当のWEBカタログギフトがもらえ、権利は9月。前回、2024年9月の権利ではシャインマスカットを選んだのですが、カタログギフトに「発送元 大丸松坂屋」と書いてあり、デパートから送ってもらえることにテンションが上がりました。

現在はトランプ政権の関税問題があり、自動車関連企業の株価変動が気になるところですが、エクセディは配当利回りが高い銘柄でもあるため、株価が大きく下がったタイミングを狙って中長期目線で保有するといったシナリオもあります。

また、「株主優待」をもらうためには「同一株主番号で、9月30日、3月31日現在の株主名簿に、連続して3回以上100株以上の保有が記録」されないといけないため、安い時に買っておき中長期で“待つ”作戦も取れます。

高級ホテル投資、運営をするウェルス・マネジメント(3772)(株価981円、200株購入時19万6,200円)も、フルーツ優待を選べます。少し独特なのは、ウェルス・マネジメントの「株主優待」権利は年3回(6月、9月、12月)で、200株なら2,500円(年7,500円)、600株なら7,500円(年2万2,500円)の金券がもらえることです。年1回、年2回の権利ではなく年3回のため、200株現物株を保有していると年間では7,500円分受け取れます。

金券はイビス大阪梅田、フォションホテル京都など対象ホテルで使えますが、「返送するとフルーツがもらえ」、ナガノパープルやシャインマスカット、サンふじ、桃などが選べました(2025年4月時点)。