『コミックエッセイ 介護わはは絵日記』(なとみみわ/講談社)
介護の日常は大変なことや未知のことも多いけれど、それだけじゃない。「ほっこりあり、驚きあり、涙あり…。時には大笑いも?」と話すのがイラストレーター・なとみみわさんです。なとみさんが義母や実母の介護にまつわる苦楽の日々を描いた北國新聞での連載マンガは大人気に。今回その連載が書籍化された『コミックエッセイ 介護わはは絵日記』より、反響の多かったエピソードをご紹介します。
なんとか同居スタート!

義父が亡くなってからも元気に一人暮らしをしていた、イラストレーター・なとみみわさんの”ばあさん”こと義母。
8ヵ月の入院を経た結果、運動機能も認知機能も低下してしまい、みわさん一家と同居をすることに。
しかし同居するまでの道のりは長く険しい、まずは一緒に住むための新居を探し、それから新居が完成するまでは、ばあさんの家に泊まり込んで…。
そんな感じで、なんとか同居をスタートしましたが、その時は認知症のことも全然知らず、ばあさんの気持ちに寄り添う余裕が1ミリもありませんでした。
