
定年後の夫との向き合い方に悩んでいる。そんな人もいるのではないでしょうか。50代後半の北原カズヨさんは、夫・トオルさんと結婚して30年。家計の管理は、ずっとカズヨさんが担ってきました。しかし定年を機にトオルさんは、ささいな出費やカズヨさんの行動も詮索するように。ある日、カズヨさんの手帳に見慣れぬ付箋が貼ってあり……
私の手帳触ったでしょ?
私のスケジュール帳を、夫がこっそり覗いているのかもしれない。そう気づいた瞬間、背筋が冷えました。
これまでは、ただ煩わしい「確認」だと自分に言い聞かせてきました。
けれど夫の干渉は、いつの間にかその範囲を、確実に越えていたのです。
それは単なる口出しではありません。
私の時間や考えにまで、踏み込まれているように感じました。
こんな生活はもう無理です。夫と、きちんと向き合わなければならない――そう決めたのです。
翌朝、リビングにいる夫に向かって、私はできるだけ平静を装い、声をかけました――。
え…?↓↓↓

