[特集]
〈しんどい付き合い、家事、お金……〉
やめてスッキリ、幸せになる
●注目記事●
〈78歳の転機〉
老朽化でクレヨンハウスをお引越し。
新たな夢を思い描いて
落合恵子
東京の表参道で子どもの本の専門店「クレヨンハウス」を開いて47年。昨年11月に表参道を離れ、翌月に吉祥寺で新たなスタートを切りました。余談ながら、絵本をはじめ「子どもの本」と呼ばれる作品は、年齢制限なし、です。
ここ吉祥寺では、1階がオーガニックの野菜や食材のマーケット、そして、そこに入ってくる食材を調味料からすべて使ったオーガニックレストラン。オーガニックコスメ、インナーやアウターなどを集めたコーナーなどもあります。2階は子どもの本と、安全で安心な、主に木のおもちゃを集めたフロア。地下にあるのは、ギャラリーと女性の本の専門店「ミズ・クレヨンハウス」。その本たちの居場所は、現在(2月中旬)まだ未完成です。表参道店同様、フェミニズムをはじめとして内外の女性史などテーマ性のある本を取り揃え、書棚を前にしながらこの本はどこに置こうかな?と悩みつつ楽しんでいます。とりあえず移転し、走りながら徐々に整えている状態です。(一部抜粋)
[第2特集]
実は栄養価抜群!
もっと缶詰を食卓に
●注目記事●
〈ジビエから漬物まで〉
個性豊かなご当地グルメ
黒川勇人
缶詰といえば、災害用備蓄品だと思っていませんか? いま缶詰の世界は百花繚乱。食材も味付けも、実にバラエティに富んでいるのです。
背景には、ここ10年ほどの缶詰ブームがあります。缶詰が注目され始めたのは2011年、東日本大震災がきっかけでした。関東圏でも計画停電が行われたことから、常備食として買い求める人が増え、その結果、多くの人が「缶詰って美味しい」と気づいたんです。時を同じくして、高級路線のおつまみ缶詰シリーズや、タイカレー缶詰が人気を集めたこともブームに拍車をかけた。18年にはサバ缶ブームもありましたね。(一部抜粋)
[読みもの]
〈私らしい選択で〉
ステージⅢの食道がんに明るく向き合える理由
秋野暢子
かかりつけのクリニックの紹介で訪れた大学病院。検査を終えて診察室に入ったら、モニターに私の食道の画像が大きく映し出されていました。入り口のところには不自然な膨らみがボコボコと。
「先生、これ、がんですね」
「はい、がんです」
テレビドラマならショックで先生の声すら聞こえなくなるでしょう? でも私は不思議とそうならなかった。なってしまったことを嘆いたってしょうがない。それよりも治すことを考えなくては。頭の中がカチッと「治療モード」に切り替わり、口をついて出てきたのは、「どうやって治すんですか?」。医師は「ここでは治せないから」と、頭頸部(目の下から鎖骨までの部分)の専門医がいる病院に紹介状を書いてくれました。
(一部抜粋)
〈それぞれ伴侶を見送ったふたり〉
78歳と74歳、「架空恋愛」から半年でスピード婚!
前田吟×箱崎幸子
吟 僕らの結婚がこんなに騒がれるとは思わなかった。取材のお話が次々に来るなんて。(笑)
幸子 私の周囲の人たちもビックリしていました。報道を見て、「ホントなの?」ってジャンジャン電話がかかってきて。婚姻届を出すまで、吟さんとのことは子どもたち以外の誰にも話していなかったから。
吟 どうして?
幸子 だって、この歳になって恋愛をしたと騒ぐのは大人げないでしょう? それに、まだどうなるかわからないって、ずっと思っていたから。娘も最初は言ってました。前田吟さんはイメージのいい俳優さんだけど、実際はプレイボーイなんじゃない? お母さんはからかわれているだけよ、って。
吟 ワハハ。急展開だったからねぇ。
(一部抜粋)
[グラビア]
〈世間の評価は気にしない〉
輝きのあるヴィンテージを目指して
草彅剛
現在出演中のドラマ『罠の戦争』は、『銭の戦争』(2015年)、『噓の戦争』(17年)に続く「戦争シリーズ」の第3弾。ドラマ主演は6年ぶりです。
僕が演じているのは、命を懸けて尽くしてきた政治家から裏切られる議員秘書、鷲津亨(わしづ・とおる)。息子が重傷を負わされた事件のもみ消しをその政治家から迫られ、復讐を決意する――という物語です。「弱い者には弱い者なりの闘い方がある」と、知力を尽くして罠を仕掛け、権力者たちを追い込んでいきます。どんでん返しに次ぐどんでん返しで、誰が黒幕なのか全然わからない。僕はふだん、台本は自分の台詞しか読まないタイプなんですが(笑)、今回は「犯人は誰なんだ!?」と、続きを読むのが楽しみで仕方がなかったです。
最近は自分より若い方たちと現場でご一緒する機会が増えてきました。(一部抜粋)
他にも、
〈緊急寄稿「文春砲」なるものへの反論〉
15時間の花嫁
上野千鶴子
〈あるがままを受け入れる〉
母・認知症、父・酔っ払い、姉・ダウン症。
「これって介護?」な日々
にしおかすみこ
〈アイドル、役者、そして……〉
小説家の僕が“書けない作家”を演じることに
加藤シゲアキ
〈これから先も好きなことを〉
95歳ひとり暮らし。日々新たな心で歌を詠む
馬場あき子
〈家族って何だろう〉
生まれる場所は選べない。それでもサバイブする強さを
川上未映子×信田さよ子
〈パンダ日和特別篇〉
さよならシャンシャン
撮影◎高氏貴博
などなど、盛りだくさん。ぜひご一読ください!!