公開から4年
2020年に公開され、第44回日本アカデミー賞最優秀作品賞と最優秀主演男優賞など9部門を受賞した、草なぎ剛主演の映画『ミッドナイトスワン』。
草なぎは、トランスジェンダーとして身体と心の葛藤を抱える凪沙を演じ話題に。新宿のニューハーフショークラブで働いていた凪沙が、ある日、育児放棄にあっていた親戚の少女・一果を預かることになり、母性に目覚めていく…というストーリーだ。
本作は、監督の内田英治が自身で企画を立ち上げ、脚本、原作小説も執筆している。一果を産んだ母・和子の妹の娘で、凪沙とは従妹関係にあたる桜田早織役には、次作のNHK朝ドラでヒロインの母役を務める水川あさみ。バレエスクールの講師・片平実花には、元宝塚花組トップスターの真飛聖がキャスティングされている。
現在も毎週水曜日に、TOHOシネマズ日比谷にて上映が続いている。邦画史上類をみない異例のロングラン上映で、来る2023年9月25日には、公開から4年目を迎えることとなる。