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知覚過敏の原因3つ
1.酸の影響
エナメル質はpH5.5以下になると溶け始めます。暑い時期によく口にするスポーツ飲料はpH3.8、ビールはpH4.3、また炭酸飲料水はpH2.0に近いものもあり、エナメル質を溶かしてしまう危険があります。長時間かけてダラダラと飲まずに、時間を決めて飲み、飲んだ後はハミガキ剤をつかって歯を磨くとよいでしょう。
2.食いしばり
食いしばりや歯ぎしりの影響で歯のエナメル質が欠けることがあります。すると象牙質がむき出しになり知覚過敏症状をおこしてしまうことがあります。ひどい場合は、歯と歯ぐきの境目がえぐられる「くさび状欠損」というトラブルを発症することもあります。食事中以外も上下の歯が当たっているという方は、無意識に歯を食いしばっているかもしれません。
3.歯周病
歯周病が進行すると、歯ぐきが後退してエナメル質に覆われていない歯根が露出し、知覚過敏になってしまうことも。