「いろいろなレッテルを貼られて皮膚呼吸もできない、と自分で作った部屋に閉じこもっていた。その部屋のドアが大きく開いて、すがすがしい春風が入ってきた。イヴ・シァンピが春風をまとって入ってきたのです」撮影:Ikuo Yamashita
本誌初登場は22歳。久我美子さん、有馬稲子さんとともに立ちあげた「にんじんくらぶ」のメンバーとしてグラビアに登場(1954年12月号)
一時帰国した際、戦時下の日本でスパイ活動を行い死刑になったソ連の諜報員ゾルゲの足跡を取材し寄稿したグラビア(1960年6月号)
結婚10年の節目に川端康成さんと対談。川端さんとは、岸さんのフランスでの挙式に結婚立会人として列席した縁も(1967年8月号)
「はじめての里帰りのとき、タラップを降りた私の目に信じられない光景が飛びこんできました。黒山の報道陣、眼が眩むほどのフラッシュ。思いもしなかった歓迎にただ驚きました」撮影:大河内禎