右から、松本幸四郎さん、市川猿之助さん(撮影:岡本隆史)
右:三つ子の兄弟のうち、梅王丸、桜丸は主人の恨みを晴らすため、藤原時平の牛車の行く手を阻もうとし、時平に仕える松王丸と争う。写真は梅王丸を演じる松本幸四郎さん/左:市川猿之助さん演じる悪太郎は大酒呑みで、酔うと周囲に迷惑をかけてばかり。薙刀を振るって踊る場面が見せ場。ユーモアに溢れた新春にふさわしい演目©松竹
「400年続いてきた歌舞伎を、自分が役者をしている間に終わらせてはいけない、という気持ちがあった」(幸四郎さん)
「対面で打ち合わせもできないなか、みんなで知恵を出しあって。僕は、白粉塗れるだけでも幸せだった。」(猿之助さん)
弥次さんと喜多さんの珍道中を描いたシリーズ『東海道中膝栗毛』。市川猿之助さん初監督作品となる最新作の図夢歌舞伎『弥次喜多』は、Amazon Prime Videoで独占レンタル配信中©松竹