「ダムの底に沈んだ集落は行って歩くことができないけれど、原発事故の警戒区域は閉ざされる前だったら歩いてみることができる。ニュースを聞いた瞬間、そんな思いが噴き出したのです」
発売中の『婦人公論』3月23日号に柳美里さんのインタビューが掲載されている
「現実というのは、小説家の想像力では到底追いつかない。つくづくそう感じました」
柳さんが南相馬市小高区にープンしたブックカフェ「フルハウス」。ウェブサイトから柳さんによる選書の申し込みも可能。
「私にとって本屋とは、あくまで自分が訪れる大好きな場所。まさか自分が本屋を開くなんて、想像もしていませんでした。」