1954年4月に上演された、日生ミュージカル『焔のカーブ』のパンフレット。石原さんの作・演出
左から栗原裕一郎さん、石原慎太郎さん、豊崎由美さん(撮影=川上尚見)
「最初に発案したのは28歳のとき。そんな若造に、ぽんと、当時の額面で50億円近い金を動かしてくれたのですよ」(石原さん)撮影:川上尚見
「『太陽の季節』には、湘南でヨットに乗りナイトクラブで夜遊びをするという、消費社会を背景とする贅沢な風俗が描かれていて、登場人物たちは戦後の新しい価値観を体現していました」(栗原さん)撮影:川上尚見
「純文学作家が大衆小説を書いたり、それまで国内にはなかったハードボイルド小説を書いたり、今ではわりと当たり前になってきたことも、石原さんが先駆けになって実践したことがたくさんある」(豊崎さん)撮影:川上尚見