大胡田誠
おおごだ・まこと
弁護士
1977年、静岡県生まれ。先天性緑内障により12歳で失明する。筑波大学附属盲学校の中学部・高等部を卒業後、慶應義塾大学法学部を経て同大学院法務研究科(法科大学院)へと進む。8年間かけて2006年、5回目のチャレンジで司法試験に合格。全盲で司法試験に合格した日本で3人目の弁護士になった。現在、つくし総合法律事務所に所属し、一般民事事件や企業法務、家事事件(相続、離婚など)や刑事事件などに従事するほか、障害者の人権問題についても精力的に活動している。著作に、松坂桃李主演でテレビドラマ化された『全盲の僕が弁護士になった理由(ワケ)』(日経BP社)、『今日からできる障害者雇用』(共著・弘文堂)がある。