美味しそうな山ごはん
SNSの投稿で見る山ごはんって、本当に美味しそう。
メスティンに盛り付けられた料理の写真を見て、「山頂で食べたら見た目以上に美味しいのだろうなぁ…」なんて思います。
そんな私自身はというと、ほとんど山ごはんを作っていません。

理由は単純。
「サクッと食べて次の行動に移りたい」という気持ちのほうが強いからです。
SNSの投稿で見る山ごはんって、本当に美味しそう。
メスティンに盛り付けられた料理の写真を見て、「山頂で食べたら見た目以上に美味しいのだろうなぁ…」なんて思います。
そんな私自身はというと、ほとんど山ごはんを作っていません。
理由は単純。
「サクッと食べて次の行動に移りたい」という気持ちのほうが強いからです。
SNSの投稿で見る山ごはんって、本当に美味しそう。
メスティンに盛り付けられた料理の写真を見て、「山頂で食べたら見た目以上に美味しいのだろうなぁ…」なんて思います。
そんな私自身はというと、ほとんど山ごはんを作っていません。
理由は単純。
「サクッと食べて次の行動に移りたい」という気持ちのほうが強いからです。
山ごはんって、思っている以上に手間がかかるんですよね。
まず食材を運ぶのが重いし、ナマモノは温度管理が大変。調理も限られた器具で行うので工夫や慣れが必要だったり、食事が終わったあとの調理器具も洗えないのでティッシュで拭いて片付けたり。
さらに、実際には小さなトラブルが続発。
平坦な場所に立てて置いたはずのザックが、目を離したスキになぜかバタンと倒れる。
「山ではゴミも食べかすも一切落とさない!」と気をつけているのに、風にあおられて包装紙が飛んでいき、食べている途中の食材がポロリと落ち…。
しまいには、汁物を飲もうと思った瞬間、小虫が浮いてしまってテンションダウン。まあ、虫を除けて飲んじゃうけどね。
でも最大の難関は“空腹”。
山を歩いてお腹が空いていると、テーブルやランチョンマットの上などの場所を確保しで角度を決めて「映え写真」を…なんて余裕はない。
とりあえず記録として撮ったら、さっさと食べちゃう。
そう。SNSで見る美味しそうな山ごはんは、運ぶのも、作るのも、撮るのも、すべてがひと苦労なんです。
特にその「ひと苦労」を省きたいのがテント泊。そこでの私の山ごはんは年々シンプルになっています。
最初の頃はアルファ米とレトルトでちょっとは頑張っていました。それが次第にインスタントラーメンへ、今ではコンビニのおにぎりやパンが定番。
手軽で賞味期限も長いし、荷物も軽い。もうこれでいいや、というのが正直な気持ちです。
そんな質素なごはんをテントで食べていると、近くのテントから美味しそうな匂いが漂ってきたり。
「これは肉の匂い…。次のテント泊はソーセージでも持ってくるか?」なんて思いつつ、やっぱり簡単ごはんで済ませてしまうのです。