アシタバ

アシタバは日本原産のセリ科の植物で、房総半島や三島半島、伊豆諸島、紀伊半島など暖かい太平洋沿岸部に自生しています。「アシタバ(明日葉)」の名は、摘んだ次の日にはもう新芽が出始めると例えられるほど成長が早いことに由来しています。

栄養価が高いのもポイントで、ビタミン以外にカロテンやカリウム、鉄分、カルコン(ポリフェノールの一種)などが含まれています。セリ科植物特有の香りと苦味があるため、おひたしや和え物といった癖を抑える調理法がとられます。

 

東京ウド

ウドはチョウセンニンジンやタラノキと同じウコギ科の植物で、数少ない日本原産の野菜です。中でも都内で栽培されるものを「東京ウド」といいます。立川市をはじめ、武蔵野市や国分寺市、小平市などの北多摩地域で栽培されています。

ビタミンや、アスパラギン酸、アミノ酸などの栄養素を含んでおり、瑞々しくやわらかい食感と、全体的に癖がなく、さっぱりした味わいが魅力です。調理法も幅広く、漬物や煮物、炒め物などにして食べられます。