2024年1月号
見どころ動画配信中!

[特集]
〈今からでも変われる!〉
お金に困らない生き方

物価やエネルギー価格の高騰は収まる気配がなく、円安はさらに進むばかり……。社会保障費の削減というニュースも伝わってきて、景気の悪い話題は尽きませんが、お金の多い少ないで一喜一憂するのは、もう終わりにしたいと思いませんか。ムダは省きつつも、心が満たされる使い方をしたいもの。どうすればお金に振り回されずに暮らせるのかを探りました

●注目記事●

〈捨てる神あれば拾う神あり〉
ピンク・レディー解散後にハマった
3億円の“借金沼”から脱出

未唯mie

18歳でピンク・レディーとしてデビューした未唯mieさん。親や事務所の管理のなかで、「金銭感覚が育たなかった」と語ります。お金の知識を身につけることなく独立した彼女は、多額の負債を抱えることに。当時を振り返って感じることとは――

ピンク・レディーを解散したのは1981年、23歳のときでした。その後はソロ活動を開始し、29歳で気の合う音楽仲間たちと事務所を設立。私は代表になりましたが、事実上の経営は仲間の一人である男性に任せっきりにしていたのです。33歳のある日のこと、スタッフの女性から「未唯さん、会社の経営のこと、ちゃんと見たほうがいいですよ」と指摘されました。これがきっかけとなり、会計士の先生に経営状況を確認してもらったところ、私名義で組まれ返済の滞っているローンが2億円以上、法人税などの税金も1年半ほど滞納していて、合計すると3億円近くの負債があることが判明したのです。

「えーっ!」と思わず声を上げたと思いますが、その実、あまりピンときていませんでした。今にして思えば金銭感覚の欠如でしょう。 (一部抜粋)

他にも、赤井英和さん、赤井佳子さん夫妻の対談「14LDKの豪邸住まいでも、夫はお小遣い制です」、哲夫(笑い飯)のインタビュー「お笑い芸人の僕が、六足のわらじを履く理由」、専門家によるアドバイス「読者4人の家計簿を診断!」、「医療、介護、年金、相続の優遇制度あれこれ」など。
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[第2特集]
年末年始に福を招こう

新たな年をよりよい年にするために、取り入れたい開運フードと訪れたいパワースポットを紹介します

●注目記事●

食べても贈ってもうれしい開運フード9
村野弘味/aiko*

美味しく食べながら運気を上向かせることができるなら、取り入れない手はありません。全国から選りすぐったパワーフードを、ぜひ味わってみましょう
他にも、「龍神様へ願いを届けるパワースポット15」。
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[読みもの]

〈「紅組」最多出場記録を更新〉
時代のにおいを運ぶ“風”でありたい
石川さゆり

石川さゆりさんは名実ともに日本の歌謡界を牽引する存在だ。50年を超える歌手活動ではさまざまなジャンルのアーティストと交流。向き合う音楽は伝統的でありながら新しく、垣根をつくらない姿勢は幅広いファンに支持される。そこには「時代の空気感を届けることを生業としてきた」という思いがあった

2023年の大晦日も『NHK紅白歌合戦』で歌わせていただきます。46回目です。19歳で初出場して以来、毎年こうやって歌い納めをして1年を締めくくり、また新しい年を迎える。そんなふうに過ごしてきたのだなあと嚙みしめています。

紅白は出場が決まると、局の方と話し合いながら楽曲を決め、演出を考えたりお衣装をつくったりしていきます。以前はずいぶん前から準備ができたので歌に合わせた染めや刺繡を施したお衣装がつくれたのですが、発表の時期がどんどん遅くなっていて、本番まで大わらわ。(笑)

局のスタッフの方にも若い方が増えました。でも、私の「こうしたいわ」だけじゃなくて、意見のキャッチボールをしながら「あら、それも素敵ね」というところに着地するまでアイデアを練り上げていく時間が、私は大好きです。ちゃんと皆さんに歌が届くステージをつくって、しっかり歌い納めをしたいと思います。 (一部抜粋)

 

[グラビア]

〈対談〉
草笛光子の「ありのままで」
ゲスト◎志穂美悦子

今回のゲストは、花創作家の志穂美悦子さん。かつてのアクション女優の姿そのままに、鍛え上げられた肉体美はいまも圧巻の一言です。志穂美さんの長女で、女優の文音さんと共演したことで、草笛光子さんは志穂美さんに再会しました。会うたびに草笛さんは「生きる馬力」を感じるようで――

志穂美 今日はゲストに私を呼んでくださって、とっても嬉しいです。

草笛 私もよ。私はずいぶん前からあなたを知ってるわよね。

志穂美 『熱中時代』のときだから、45年も前ですね。私は22歳。

草笛 あのとき、そんなに若かった? そのわりに貫禄があったわね。(一部抜粋)

 

〈パンダ日和 出張篇〉
ニーハオ! シャンシャンに会いに、いざ中国へ
高氏貴博

2023年2月21日、惜しまれながら中国に返還されたパンダのシャンシャン。上野動物園で12年間毎日パンダを撮影し続けているパンダウォッチャーの高氏貴博さんが、中国までシャンシャンに会いに行ってきました!

 


他にも、

〈扉を開いたあの日から〉
奇跡のような出会いを得て、88歳
美輪明宏


〈色あせない輝き〉
元気が出る瀬戸内寂聴さんのことば

〈エッセイ 芥川賞受賞に至る、私と家族の44年〉
不自由だけど好き自由に生きてきた
市川沙央

〈カラオケ番組でチャンスを掴んで〉
「泣き歌の貴公子」への長い回り道
林部智史

〈名優たちの転機〉
聞き手・文◎関容子
篠田三郎

 

[新連載]

〈小説〉原田ひ香「月収」

などなど、盛りだくさん。ぜひご一読ください!!

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