2024年1月号
見どころ動画配信中!

[特集]
〈小さな幸せを見逃さずに〉
運を引き寄せる人になる

さぁ、2024年が幕を開けました。誰もが、穏やかで希望が溢れる一年にしたいと望んでいることでしょう。とはいえ、ただじっと待っていても実現できません。大切なのは、ちょっとした行動と変化を受け入れることです。各界で活躍する人の言葉や考え方、開運方法をヒントに自分に巡ってきた縁や運の訪れを見逃さず、大きく育てましょう

●注目記事●

〈家族3人、同じ仕事に邁進できる喜び〉
今があるのは、節目節目の良縁のおかげ
伊藤蘭

5年前にソロ歌手として再デビューし、この1年は、全国6都市のコンサートツアーに、初エッセイ本の出版にとチャレンジの連続だった伊藤蘭さん。「勇気を出して流れに飛びこめば運は開けていく」と語ります

おかげさまで、2023年にデビュー50周年を迎えました。あらためて考えると、50年って長いですよねぇ。私がデビューした年に生まれた人が50歳になったわけでしょう(笑)。そう思うと、よくここまでたどり着けたなと思います。もちろん、私ひとりの力じゃありません。それはひしひしと感じています。

もともと、私はあまり先のことを考えるタイプではないんです。「5年後、10年後にこうなりたい」と、遠い未来を見据えた目標を掲げたこともなく、「この仕事を何がなんでも続けてやる!」と思ったこともありません。何事も、自然の流れに任せていると言いますか。ただ、今の自分に与えられたこと、やらねばならないことには常に全力。そして、一度取り組んだことは最後までまっとうしようと心がけてきました。そんな〝今〞が積み重なった結果が50周年になったのだと思います。(一部抜粋)

他にも、養老孟司さんのインタビュー「振り返ると僕はお釈迦様の掌の上にいた」、冨永愛さんのインタビュー「思いを口にすれば、扉は開く」、11人の著名人たちの「私の“お守り言葉”」、中園ミホさんによる「ラッキーな人と不運な人は、ここが違う」など。
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[第2特集]
老けない! 忘れない! 「脳トレ」チャレンジ

人の名前が出てこない、今何をしようとしていたのか忘れた……。「これって認知症のはじまりかも!?」と、不安になることはありませんか?脳は使わないと衰える一方、使えば使うほど活性化します。専門医が考案したドリルに挑戦して、アタマを若々しく保ちましょう
石川久さんによる脳トレドリル「〈1日1問解くだけ〉名医考案のドリルで「5つの脳力」を活性化」に挑戦してみましょう!
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[読みもの]

〈42年ぶりに「トットちゃん」を書いたわけ〉
誰もが自由で、戦争のない世界を
黒柳徹子

国内で800万部、海外では2500万部のベストセラーとなり、多くの人々に愛される物語。その続篇を上梓した黒柳徹子さんは長年、ユニセフの親善大使として世界中の戦争や飢餓、病気などで苦しむ子どもたちを支える活動を続けています。徹子さんが変わらず抱く思いとは

42年前に出版された『窓ぎわのトットちゃん』では、トモエ学園に通っていた小学校時代のことを書きましたが、青森へ疎開するところで終わっています。どう考えてもあれよりおもしろいものは書けないと思っていたんですけど、考えてみたら、父の出征や疎開先での経験とか、戦争中のことはぜんぜん書いていなかったんですね。やっぱり戦争のこと、敗戦後の経験、そしてもう少し成長したトットのことを知っていただこうと思って、『続 窓ぎわのトットちゃん』を書きました。(一部抜粋)

 

〈紫式部の時代に没入して〉
夫の死を噛みしめるのは、大河ドラマを書き上げてから
大石静

年が明けてスタートした『光る君へ』。大石静さんが大河ドラマの脚本を手がけるのは、『功名が辻』以来、18年ぶりとなる。わかっていることの少ない紫式部と平安時代をテーマに、大石さんの描く1000年前の物語が幕を開けた

『光る君へ』の放送はまだ始まったばかりですが、この仕事にとりかかってすでに2年半が過ぎました。大河ドラマであってもほかのドラマであっても仕事の厳しさに変わりはないですが、なにしろおよそ50話となると、普通の連続ドラマの5クール分、ぶっ通しで書かなければいけません。いまは29話目を書き上げたところですけど、最終話を書き上げるまでホッとするときは訪れないでしょうね。

2021年の春ごろにお話をいただき、「紫式部を描く」というテーマを聞いて少し悩みました。平安時代に関する知識は、歴史の授業で学んだ程度。私でもピンとくるような有名な人物や事件がまったくないのです。『源氏物語』という題名は有名ですが読んだこともないし、紫式部は本名も生没年も定かではありません。(一部抜粋)

 

[グラビア]

〈サウナで心を整えながら〉
見果てぬ先へ、航海を続ける
山下智久

端正な顔立ちとクールな演技でファンを魅了し続ける山下智久さん。3年前に独立して以来、海外への進出でも注目されている。新たな世界に飛び出した今、何を感じているのだろうか

2020年に個人事務所を立ち上げました。それからの数年間は、広い海に出て懸命に船を漕ぎ進むような時間でしたね。コロナ下ということで大変なこともありましたが、サポートしてくれるスタッフ、そして応援してくださる皆さんのおかげで、なんとかこうして航海を続けられています。今は舵の取り方を模索しながら、新しい景色を見せていただいている、という感じです(一部抜粋)

 


他にも、

<表紙のひと>
ライバルは自分自身
大地真央
<朝ドラで人気の男役スター>
武器は目力と、OSKの“雑草魂”
翼和希

<和歌は心の記録だから>
99歳、想いは自然と三十一文字になる
岡野弘彦

<カラーグラビア>
障害のある人とタッグを組んで
アートで社会を変えよう! ヘラルボニーの挑戦

<名優たちの転機>
聞き手・文◎関容子
観世清和

<『婦人公論』女性の生き方研究所 >
パソコン・スマホの活用度は?(後篇)

などなど、盛りだくさん。ぜひご一読ください!!

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