実写版なのに漫画よりも漫画

そんな銀次郎を竹内力さんが演じるんですが、表情からセリフ回しからもう漫画から飛び出したようなリアル感! 実写版のはずなのに漫画よりも漫画! いかつくて面白いんです。

毎回、最初の5分くらいは本編と関係ない、銀次郎と債務者とのやりとりがあるんですが、この債務者役でよく出てたのが吉本芸人たち。バッファロー吾郎Aさんも出てたな~。

『ちょっとここらで忘れないうちに』(著:友近/徳間書店)

「萬田はん、あんたは鬼や……!」
「借りたゼニを返せへんやつのほうがよっぽど悪人でっせ」
「夜逃げゆうんは、まだまだ余裕があるやつがするこっちゃ」

言いたくなるセリフたくさんあるでしょ!

「水は高いところから低いところへと流れるが借金の金利だけは、低いところから高いところへと流れるんやで~」(アタシの好きな名言)

こんなコテコテの関西弁の方言指導をしていたのが、愛媛県今治市出身の宇野ポテトさんなんですよね。なんで愛媛の人が関西弁の指導してんの!?というのも好きなポイントです。

他にも、素敵なキャストさんが!

金融知識も豊富で、銀次郎の秘書のようなことも務める探偵役の竹井みどりさんに憧れて、こんなセリフがスッと出てきたらカッコいいなぁと思って、ものまねをするようにもなりました。